店舗ビルオーナーが抱えるさまざまな疑問を解決します!
店舗ビルのオーナーは、日々管理業務や利益を上げるための施策に取り組んでいます。
また、その中でさまざまな疑問や悩みにぶつかることもあるかと思います。
今回は、店舗ビルのオーナーが抱えるさまざまな疑問を解決しますので、同じような疑問を持っている方はぜひ参考にしてください。
店舗ビルの賃料を減額することによって生まれるメリットは?
店舗ビルのオーナーが、経営不振に陥っている店舗から賃料の減額を求められるというのは、よくあるケースです。
賃料を減額することで、オーナーが得られる利益は少なくなってしまいますが、減額対象が不振店の場合は、後々オーナーが得をすることになるかもしれません。
こちらは、賃料の減額が不振店の活性化につながれば、その店舗が継続して入居してくれる可能性が高くなることが理由です。
また、不振店からの賃料減額請求に応じることで、その店舗との関係を良好化することができます。
もちろん、その賃料減額請求が適切なものなのかどうかは、きちんと見極めた上で判断しなければいけませんが、やむを得ない事情の場合、ある程度店舗の気持ちを推し量ることが大切です。
入居者との関係が悪化すると、店舗ビルのオーナーはさまざまなトラブルに巻き込まれる可能性があるため、もし賃料減額を求められたとしても、門前払いはしないようにしましょう。
ちなみに、すでに入居しているテナントの賃料だけでなく、店舗ビル全体の賃料を減額させることで、オーナーは空室を埋めやすくなります。
オーナーが適正価格という認識で設定している賃料であっても、周辺の店舗ビルと比較すると、実は高めに設定されていたということはよくあります。
そのため、空室がなかなか埋まらないと嘆いているオーナーは、自身の店舗ビルの賃料が適正価格なのかについて、一度調査してみましょう。
店舗ビルの店舗が退去してしまう意外な理由とは?
店舗ビルの店舗が退去する意外な理由としては、まず立地の変化が挙げられます。
各店舗は、入居先を決定する際、当然集客が見込める店舗ビルを探します。
そして、さまざまな候補の中から、もっとも店舗を経営するのに適した物件に入居します。
しかし、その物件の立地は、いつまでも同じ条件であるとは限りません。
例えば、入居時は周りに一切競合店がなかったにもかかわらず、時間の経過とともにどんどんライバル店が現れたり、ターゲットとなる層の人口が減ったりすると、たちまちその立地での経営は苦しくなります。
このような状況を打破すべく、退去して別の店舗ビルに移るというケースは決して珍しくありません。
また、店舗ビルの店舗が退去する意外な理由としては、店舗規模の拡大や移転も挙げられます。
経営が好調な店舗は、さらに広い物件や好立地の物件へと移ることを考えます。
つまり、現在の入居先が手狭になったことが理由で、より経営に適した物件に移転するということです。
退去者が出ることは、店舗ビルのオーナーにとっては痛手ですが、このような理由での退去は致し方ありません。
その他、需要の変化も、店舗ビルの店舗が退去する意外な理由の1つです。
業種を問わず、店舗にとって必要なものは変化していくものです。
例えば、コンビニエンスストアにおいては、イートインスペース、コーヒー売場、ドーナツ売場といったスペースを設けるため、ここ10年ほどで広い店舗のニーズが増えています。
つまり、以前と比べ、入居する店舗のニーズは大きく変わっているということです。
このように、現在の入居先が時代の流れに合っておらず、満足な経営ができなくなるということも、店舗の退去につながる可能性があります。
店舗ビルに重飲食の店舗を入れる際の注意点は?
調理の際、煙やニオイが出るために、排気・排煙設備を必要とする飲食店のことを“重飲食”といいます。
明確な定義はないものの、“しっかり食事をすることが目的の飲食店”というイメージです。
具体的には、ラーメン店や中華料理店、焼肉店や焼き鳥店などが該当します。
重飲食の店舗の中には、行列ができるような人気店が含まれていることもあり、そのような入居者は売上が安定しているため、オーナーは長期間賃貸借契約を結べる可能性が高いです。
ただし、店舗ビルで重飲食と契約する場合は、注意点を押さえておかなければいけません。
まず、先ほども少し触れたように、重飲食は本格的な食事が提供される飲食店であるため、煙やニオイが出やすいです。
こちらの煙やニオイは、時にトラブルにつながってしまう可能性があります。
具体的には、近隣から「ニオイがきつい」「煙たい」といったクレームが出て、重飲食の入居者と近隣住民が揉めてしまうようなケースです。
そのため、排気・排煙設備が重飲食業態と見合っていない場合、店舗ビルのオーナーは安易に契約を交わすべきではありません。
また、店舗ビルで重飲食の入居者と契約すると、建物躯体に影響が出る可能性もあります。
こちらは、必要な設備や躯体に穴を開ける機会が多いため、荷重が大きく負担がかかりやすいことが理由です。
その他、重飲食の場合、室内にも悪影響を及ぼす可能性があります。
調理で油や煙が多く発生する重飲食は、壁や床、天井などが汚れやすく、原状回復または入居者の入れ替え時に影響が出やすいため、注意してください。
まとめ
ここまで、店舗ビルのオーナーが抱えるさまざまな疑問を解決してきましたが、いかがでしたでしょうか?
店舗ビルのオーナーをしていると、上記以外にもさまざまな疑問や悩み、トラブルに遭遇するかと思います。
自身での解決が困難だという方、対応する時間が取れないという方は、遠慮なく当社エムズリビングにお問い合わせください。
株式会社エムズリビング
住所:神奈川県横浜市鶴見区豊岡町27-20 ミカドマンション101A
電話番号:045-581-2354
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